ソーシャルスキルトレーニング シナリオ解説

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ジェスチャーって1

分類
他者の理解/ジェスチャー 自己の表現/ジェスチャー 学校生活/全般 
めあて
ジェスチャーを理解する。
難易度
★☆☆
重要度
★★★
対象年齢
対象年齢: 幼児 小学生低学年 小学生高学年 中学生 高校生・大学生 成人 
対象傾向
対象傾向: PDD傾向 注意欠陥傾向 多動傾向 LD傾向 
収録
基本パック

シナリオ

イントロダクション (1人称視点)


 
身振り、手振りで何かを伝えようとしているよ。
何を伝えようとしているのか考えてみよう。

Ⅰ いいですよ (1人称視点)

Ⅱ どうしよう (1人称視点)

Ⅲ だめ (1人称視点)

Ⅳ いいですよ (1人称視点)

Ⅴ 静かにしてください (1人称視点)

Ⅵ いいですよ (1人称視点)

指導上のヒント

 ジェスチャーの意味が分からないため、指導者の指示にしたがえない児童がまれにいます。ここでは、良く使う基本的なジェスチャーを知識として獲得し、その大切さを学びます。

指導例

導入:

① 「ジェスチャー」という言葉の意味をたずねる。知らないようだったら説明する。
② 知っているジェスチャーをやってみるように指示する。
③ 「イントロダクション」を見せる。
④ すべてのパターンを見せて、その意味を答えさせる。分からなければ説明する。

展開:

① それぞれのジェスチャーを指導者といっしょにやってみる。
② 適切なジェスチャーを使えば、自分の意思をより強く相手に伝えられることを教える。

発展:

① ジェスチャーが便利な理由を考えさせる。
・ 言葉といっしょに用いて、意思を強く表現できる。
・ 声を出してはいけないところでも意思を伝えられる。
・ 声の届かない遠くの人にも意思を伝えられる。など

解説

 PDDの傾向を持つ児童は言葉以外の情報を重要視しないため、ジェスチャーが苦手なことがあります。ジェスチャーの練習は言葉以外の情報を意識する良いきっかけになります。

評価

 ・ ビデオクリップを見る前に、3つ以上のジェスチャーができたか?
 ・ ビデオクリップのそれぞれのジェスチャーの意味を理解したか?
 ・ ジェスチャーの大切さがわかったか?



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